DITのP2P監視サービス、shareでウイルス配信容疑で責任者逮捕

DITのP2P監視サービスの責任者のFさん、逮捕されとるがな。
なんじゃそりゃ。
ポイントは
・「写真集」「殺人」などのキ◯タマウイルス1800をShareネットワークに保持。(つまりキャッシュフォルダに保持?)
・Share利用者がダウンロード可能であった(つまりUP0にしていなかった、というかShareでUP0は普通じゃ出来ないから、そこまでプロトコル的に作り込んでなかった。というか、Shareをそのまま使っていた?)
・監視業務で請け負ってた企業、それ以外のデータ(個人情報や企業の顧客情報、業務メール)を保持したままにしていた

おそらく、WinnyのUP0のような仕組みを導入せずにオープンリレーのような状態で業務を行っていた点をウイルス保持罪適用で問答無用で逮捕ということでしょうか。

実は、WinnyとShareの監視は過去にほげほげしていたことがあるのですが、未成年者の画像のキャッシュ保持で逮捕者が出たので、どのようなファイルがリレーされるかわからないので、コンプライアンス的に終了だったのですが、その時の懸念事項が現実化したようです。(同時のおれGJ)
DITさん、かわいそうに・・・たいして儲からない終了させても良いようなサービスでこんな被害を受けるとは・・・

結構、この逮捕、トピックスな影響を与えそうです。業務でマルウェアを収集、解析していて、間違った設定か、事故か何かでオープンしてしまった場合、保持の正当な理由に関係なく、オープンしていた事実を理由に逮捕される可能性があるということですよね。

もうちょっと、ちゃんとしたガイドラインを整備しないと、セキュリティ業界が萎縮してしまいそうです。
明日も引き続き調べていこうと思います。

 

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